2019年
さかいあつしの匙とスープ・シチューの器展
2019年12月14日(土)-22日(日) 11:00-18:00 17日(火)と18日(水)は休み
匙屋さかいあつしさんは、屋号にもしているようにコツコツと
木を削り、様々な匙を作り続けています。
匙は口に入れるものだからということで、あえて実が食べられる木、
サクラやクルミの木などで作っているのも面白いです。
寒いこの季節、漆塗の口当たりの良い匙を使って、熱々のスープや
シチューを楽しんでくださいね。
荒賀文成さん、小山義則さん、小林耶摩人さん、土井善男さん、
廣政毅さんがスープマグやボウル、シチュー皿を出品してくださいます。
様々なパターンで作っていただきますので、お気に入りの一品をお探し
いただけるのではないかと思います。
さかいさんの作品は匙、盆の他にもイロイロ並びます。
クリスマスや師走の贈り物にもどうぞ。
<個展や二人展でのお願いごと>
〇 開店10分前、つまり10時50分の段階で、10人以上並んでいましたら、入店順を抽選させていただきます。
最近企画によっては、かなり早朝に並ばれる方もいらっしゃいますが、上記のように抽選の可能性もあり
ますので、早くに並ばれないようにお願い申し上げます。
〇 とはいえ今までを考えても、10人以上並ぶことはほとんどありませんでしたので、毎回開店前に大人数が
並ぶことはないはずです。ほどんどの企画ではごゆっくりご覧いただけると思いますし、会期の後半でも
たくさんの種類の作品を見ていただけると思いますので、諦めずにどうぞ見にいらしてくださいね。
蜂谷隆之(漆)・林健二(陶)二人展
2019年11月23日(土・祝)-12月1日(日) 11:00-18:00 26日(火)と27日(水)は休み
日常使いにぴったりの蜂谷隆之さんの漆の器たち。
アイデアマンですので、作りたいと思いついたものを次々と形にする
フットワークの軽さが魅力です。
3年前の展示では、旅先でもお気に入りの酒器で楽しめるようにと入れ子で作った軽い旅杯、
iPhoneスピーカーなどなどの独創的な作品の出品がありました。
もちろん、椀や口当たりの良いスプーンなどなど幅広い種類が並ぶと思います。
林健二さんの白の器はとても使いやすく、毎日使いの器になることと思います。
その白も半磁器2種、磁器が1種と3種あり、土や釉薬の違いでニュアンスが違う白なのが嬉しいです。
しかもそれぞれに作る作行きが違うというのが素晴らしい。
共通するのが、何気ないけれども大人可愛い雰囲気で、サイズ感がとても良いということ。
イキモノの彫模様を施した器もまた違う雰囲気で、とても素敵です。
写真の幾何学模様の釉薬掛分の器は、グレーが新作で、色の種類が増えました。
<個展や二人展でのお願いごと>
〇 開店10分前、つまり10時50分の段階で、10人以上並んでいましたら、入店順を抽選させていただきます。
最近企画によっては、かなり早朝に並ばれる方もいらっしゃいますが、上記のように抽選の可能性もあり
ますので、早くに並ばれないようにお願い申し上げます。
〇 とはいえ今までを考えても、10人以上並ぶことはほとんどありませんでしたので、毎回開店前に大人数が
並ぶことはないはずです。ほどんどの企画ではごゆっくりご覧いただけると思いますし、会期の後半でも
たくさんの種類の作品を見ていただけると思いますので、諦めずにどうぞ見にいらしてくださいね。
鶴野啓司展
2019年10月26日(土)-11月4日(月・祝)11:00-18:00 29日(火)・30日(水)は休み
何ともいえないやわらかなロクロ。
ふっくらとした丸み感に絶妙なゆらぎがあり、手びねりで作ったのでは
ないかと一瞬アタマをよぎるほどの、独特のラインが素晴らしい。
そして土の風合いを最大限に引き出しながら、手にもつ器については
しっとりとした肌合いの手取りが良い器に仕上げます。
手にとってその豊かな風合いを存分に愛でてくださいね。
大きな器などは、自然の厳しさを感じさせる重厚感のある作品となって
楽しませてくださいます。
花入れも存在感ありながらも、挿すお花をナチュラルに生かします。
土ものはいいなあと改めて感じさせてくれることと思います。
鶴野さんは26日、27日に在店される予定です。
<個展や二人展でのお願いごと>
〇 開店10分前、つまり10時50分の段階で、10人以上並んでいましたら、入店順を抽選させていただきます。
最近企画によっては、かなり早朝に並ばれる方もいらっしゃいますが、上記のように抽選の可能性もあり
ますので、早くに並ばれないようにお願い申し上げます。
〇 とはいえ今までを考えても、10人以上並ぶことはほとんどありませんでしたので、毎回開店前に大人数が
並ぶことはないはずです。ほどんどの企画ではごゆっくりご覧いただけると思いますし、会期の後半でも
たくさんの種類の作品を見ていただけると思いますので、諦めずにどうぞ見にいらしてくださいね。
菊地勝展
2019年9月14日(土)-23日(月・祝)11:00-18:00 17日(火)・18日(水)は休み
菊地さんしか作れない質感。
菊地さんしか作りえない形。
ざらっとした砂漠のような質感の中に、オアシスのような潤いがある丸い点。
線刻を施し、そこに黒を挿して化粧土を塗り分け、版画のような美しい模様を描きます。
独特の幾何学的な形には、その発想の素晴らしさにいつも感心させられるのです。
そしてその発想を実現できる見事な技術にいつもホレボレしてしまうのです。
すべて手びねりで作っているのですが、その造形力、手跡を残さない美しい仕上げが素晴らしい。
カップ類、器、酒器、茶器、ハナイレなど出品されます。
<個展や二人展でのお願いごと>
〇 開店10分前、つまり10時50分の段階で、10人以上並んでいましたら、入店順を抽選させていただきます。
最近企画によっては、かなり早朝に並ばれる方もいらっしゃいますが、上記のように抽選の可能性もあり
ますので、早くに並ばれないようにお願い申し上げます。
〇 とはいえ今までを考えても、10人以上並ぶことはほとんどありませんでしたので、毎回開店前に大人数が
並ぶことはないはずです。ほどんどの企画ではごゆっくりご覧いただけると思いますし、会期の後半でも
たくさんの種類の作品を見ていただけると思いますので、諦めずにどうぞ見にいらしてくださいね。
小坂大毅・吉野敬子 二人展
2019年7月13日(土)-21日(日) 11:00-18:00 16日(火)と17日(水)は休み
小坂さんは明末の時代に中国で焼かれた古染付に影響を受け、
自らの器を制作しています。
まだ30そこそことかなり若手ですが、そうとは感じさせない
伸びやかでいきいきとした洒脱な絵付けに心奪われます。
ご家庭で使いやすいシンプルな形の器はもちろん
お料理屋さんに良い凝った形の向付も素晴らしいです。
吉野敬子さんは、お父様 吉野魁さんから
櫨ノ谷窯を受け継ぎました。
研究熱心で、土や釉薬への関心も深く、新しい土を自ら
掘りに行くこともあります。
吉野さんと女性スタッフのみで登り窯を焚くという、
ガッツの持ち主でもあります。
お父様から受け継いだどっしりとした骨太さに加えて、
しなやかな感性で唐津焼に新風を吹き込みます。
お二人とも宙では初めての展示です。
是非ご覧ください。
大沼道行展
2019年6月29日(土)-7月7日(日) 11:00-18:00 7月2日(火)・3日(水)は休み
大沼さんの青白磁に色の幅ができました。
数年前から作っているものですが、薄目の色合いも濃い目の色合いも、
今の季節に涼し気でぴったりです。
初期の頃に作っていた青磁も、是非復活をとリクエストしたところ、ブラッシュアップして登場予定です。
まったりとした肌合いと、深く美しい色合いが何ともいえません。
写真の通り、大人気の八角形、沼サン皿も、様々な釉薬で並びます。
沼サンとは、大沼さんが若い頃から、野菜をたくさん食べられるようにと朝ご飯に毎日作っている、キャベツたっぷりの分厚いサンドイッチ。
4年前の宙での展示のすぐ後に、レシピ本も出版されるほどの人気となったのですが、そのサンドイッチにぴったりのサイズなのです。
ということは、ちょっとしたメインやお魚皿、パン皿にも良いサイズでとても使いやすいので、
是非お手元に置いていただきたい一品です。
また、会期中の7月6日、7日には奥サマ由樹さんによる、ジェル美容液を作るワークショップを行います。
詳しくはこちらをご覧ください。
<個展や二人展でのお願いごと>
〇 開店10分前、つまり10時50分の段階で、10人以上並んでいましたら、入店順を抽選させていただきます。
最近企画によっては、かなり早朝に並ばれる方もいらっしゃいますが、上記のように抽選の可能性もあり
ますので、早くに並ばれないようにお願い申し上げます。
〇 とはいえ今までを考えても、10人以上並ぶことはほとんどありませんでしたので、毎回開店前に大人数が
並ぶことはないはずです。ほどんどの企画ではごゆっくりご覧いただけると思いますし、会期の後半でも
たくさんの種類の作品を見ていただけると思いますので、諦めずにどうぞ見にいらしてくださいね。
橋口暢広展
2019年6月15日(土)-23日(日) 11:00-18:00 18日(火)・19日(水)は休み
ポップで楽しい織部の世界。
橋口さんの織部は、新緑のような美しい透明感ある色が特徴です。
織部一色の総織部の器も素敵なのですが、このような弾けた織部も楽しいですね。
最近、赤や黄色などの色も作品の中に織り込み、より大胆に広がりのある世界を作っています。
最初は驚きますが、見慣れてくると、その色がないと物足りなく感じるほど、中毒性がありますよ。
多色使いの市松模様の器などは、織部があまり得意ではないという方も、楽しんでいただけるのではないかと思います。
是非わくわくしにいらしてくださいね。
<個展や二人展でのお願いごと>
〇 開店10分前、つまり10時50分の段階で、10人以上並んでいましたら、入店順を抽選させていただきます。
最近企画によっては、かなり早朝に並ばれる方もいらっしゃいますが、上記のように抽選の可能性もあり
ますので、早くに並ばれないようにお願い申し上げます。
〇 とはいえ今までを考えても、10人以上並ぶことはほとんどありませんでしたので、毎回開店前に大人数が
並ぶことはないはずです。ほどんどの企画ではごゆっくりご覧いただけると思いますし、会期の後半でも
たくさんの種類の作品を見ていただけると思いますので、諦めずにどうぞ見にいらしてくださいね。
加藤那美子・三浦ナオコ 二人展
2019年5月11日(土)-19日(日) 11:00-18:00 14日(火)・15日(水)は休み
加藤那美子さんが作る漆器は、手にするだけで楽しい気分。
お弁当作りにチャレンジしたくなる人気のお弁当箱は、作るのも食べるのも
気分が上がること間違いなしです。
何度も口に運ぶお箸は、木も漆も国産のものですので安心です。
軽い上に、すべりにくくて麺類も食べやすいのです。
椀も子供用と大人用が揃います。
すっとした姿が凛と美しく愛らしく。
三浦ナオコさんの器には、どうにもココロを掴んでしまう気配が潜んでいます。
古いものが好きということで、三浦さん的に解釈し、深めて作ることもあるのですが、
たおやかな感性により、三浦さんの器として素敵に仕上がります。
白に加えて、最近始めた黒も絶妙な色合いで目を見張ります。
寺園証太・吉井史郎 二人展
2019年4月13日(土)-21日(日)11:00-18:00 16日(火)・17日(水)は休み
おおらかでナチュラルな備前。
すぐにでも使いたくなる、今の生活に馴染む備前。
寺園さんの地に足がついた生活から生まれる器たちは力強くも優しいのです。
12日間、大きな登り窯で焼成された器たちは、薪が灰になって器に降りかかったり、
直接あまり炎に触れないように焼かれたりで、1つ1つとても表情が豊かです。
使い込むとしっとりとした雰囲気に育つのも魅力です。
クラシックな雰囲気の中に、吉井さんらしいふくよかさを纏った器たちは、渋くそして愛らしい。
見事な技術をさらりと見せ、飄々とした佇まいに奥ゆかしさを感じます。
吉井さんも登り窯で焼成しています。
三島や刷毛目、黒釉、斑釉などに加えて、近年漆を塗ったりなど表現を広げています。