2015-03-02

平野寅和・萌窯 二人展

hiranomoe_201503

2015年3月14日(土)-22日(日)11:00-18:00 17日(火)・18日(水)は休み

平野さんは、土作りも焼成方法も、ふっくらとした器の穏やかな形からは
想像できないほど、ガンコに納得するまで手を加えます。
しっとりとした粉引も、通常の1度2度ではなく、何度も焼成しているそう。
光によって緑が強く見えたり、黒が強く見える黒緑釉は、気に入った色になるまで
何度も焼き重ねます。
写真の三島文様は、ちょっとヌケた楽しげな雰囲気が魅力的。

竹内靖さんが成形し、智恵さんが絵付けを担当。
ご夫婦息のあった仕事ぶりにいつも感嘆させられます。
靖さんがつくる形は、端正ながらどこかあたたかみのある雰囲気。
智恵さんは伝統柄を得意としていますが、それを愛らしくオリジナルに仕立て上げます。
滑らかに筆が踊っているような絵付けはまさに見事!です。

染付、九谷五彩、そして赤絵の器。魅力的な絵付けを是非見にいらしてくださいね。

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