2014-04-23
-温故知新ー 荒賀文成・大沼道行・鈴木稔 陶3人展
2005年5月28日(土)~6月5日(日)11:00 -19:00 会期中無休
荒賀さんの粉引は肌理細かさとふくよかさ、そして同時に硬質感も匂わせる質感が魅力です。白磁と思われる方も多いのです。
形もその質感とのバランス良く、シンプルで豊かできりりと美しい。使いやすく、使い込みたくなる器です。
大小各種、鉢モノ中心での出品予定。
織部が人気の大沼さんですが、研究し続けてきた青磁を作っていただきました。青磁は本当に色を出すのが難しいのです。大沼さんの青磁は赤土を胎土に釉薬を厚くかけることで、この美しい色を出しています。まったりしたその肌合いにも心奪われます。
ぐい呑み、煎茶碗や日常使いの器、香炉など。
作風を一変し、地元の土と柿釉、糠白釉を使うようになった鈴木さん。懐かしいような、新しいような、斬新なデザインで目からウロコ。常設時にもとても注目を集めていました。伝統に基づきながらも今の生活にも合うようなスマートさと可愛らしさを備えた、新しい益子焼の誕生です。
器各種、そして片口など酒器も秀逸です。
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