杉田明彦・矢野直人二人展
2021年11月20日(土)―28日(日) 11:00-17:00 23日(火)と24日(水)は休み
杉田さんは輪島の赤木明登さんのもとで修業し、現在金沢市内で制作しています。
輪島の伝統的な作り方を継承しながら、漆喰のような、もともと使いこんだ漆のような
肌合いに仕上げています。
すっと美しい形にその肌合いが相まって、静かで美しい美術品のようでもあり、
使いこみたくなる漆器でもあります。
杉田さん、漆器を製作する前は、蕎麦打ちの修業をしていました。
その腕前はお蕎麦屋さんを開業できるほどです。
お蕎麦を盛りたくなる器でもあり、フレンチの巨匠にも愛される器でもあります。
矢野直人さんは、唐津の窯元、殿山窯に生まれましたが、有田窯業大学校などで
基礎を学んでからはほぼ独学。唐津の古窯跡を諸先輩や仲間たちと歩き、
古唐津の陶片から土や釉などを学んでいます。
唐津という枠にとらわれないモダンな方向性の作品も作りますが、現在の作風は
より穏やかで何気ない、唐津の原点の素朴な部分を昇華したような、
矢野さん的はんなりとした美しい唐津といえるでしょうか。
見た目より軽い作品もあり、細部に細やかな心配りが感じられ、使って嬉しい唐津です。
<展示の際のコロナ対策について>
〇換気や消毒をこまめに行います。
〇一度にご入店いただく人数を6名様までにさせていただきます。
タイミングによっては少しお待ちいただくかもしれませんがご理解くださいませ。
<ご来店のお願い>
〇マスクをご着用ください。
〇入口に設置していますアルコール消毒液を利用ください。
〇初日20日(土)ですが、10時50分の段階で10名様以上並びましたら、入店順を抽選させていただきます。
早くにご来店されませんようにお願い申し上げます。
〇体調不良の方はご遠慮ください。