小山義則展

2023年10月7日（土）－10月15日（日）11:00-18:00

小山さんは笠間にて、主に北茨城の土で成形し、薪窯で焼成しています。
伊賀で修業をしたことから、土鍋も得意としています。
伊賀の耐熱土で作ったがっしりとした持ち手が特徴の炊飯土鍋は、宙の常設で人気です。
個展では、常設では並ばない雰囲気の炊飯土鍋や土鍋が並ぶ予定です。
美味しい新米の季節、是非美味しいご飯を炊いていただきたいと思います。
写真は食卓で鍋料理を楽しむのに良い土鍋です。キッチンで煮物などにも是非お使いいただければと思います。
小山さんの炊飯土鍋はもう少し縦長型で二重蓋になりますので、程よい圧力がかかります。
輸入の耐熱土は最近輸入が困難になってきて、宙の作家さんでそれを使っている方は入手に苦戦されていらっしゃいます。
小山さんは伊賀の土を使っているので、今回の個展でも土鍋の出品が可能になりました。
土鍋でも小山さんの造形力が存分に発揮されていますが、器、酒器、花器ももちろんお楽しみにしていてください。
ざっくりとした豊かな土味を生かした、どこか可愛気のある、力強い造形がとても魅力的です。
粉引、刷毛目、黄瀬戸、黒釉、青瓷などなどいろいろな釉薬を手掛け、焼〆も味わい深いです。
幅広い作品たちをお楽しみにしていてください。