2025-12-14

お茶とお道具の授業

白とは京都の美大で日本の美を現代アートに繋げるためのコースを、大人向けに贅沢に再編成されたプラットフォームです。
美術家ミヤケマイさんが主宰されています。
京都駅から10分の大津にて築120年の建物を改修し、アーティストが手掛けた文人好みの空間でほぼ毎月5日間、開催しています。
今回は2026年1月5日(月)-2月8日(日)にて宙SORAで開催いたします、ミヤケマイ展に合わせて、1月22日(木)に東京版出張余白を開催致します。(ミヤケマイ展は休廊日もありますのでご確認ください)

お茶とお道具の授業 裏千家 岩田宗冨(冨貴子)先生

2026年1月22日(木)3限 / 15:30-17:30 / 7000円

宙の別室「ソラノハナレ」にて 少人数制です  (宙近くのマンション一室です)

明治の数奇者である高橋箒庵のお孫さんでもある岩田宗冨先生に、お茶とお茶道具の扱いについてのお話をしていただきます。
昔からある良いものを伝え、優しい冨貴子先生の授業は、初心者の方にも丁寧に教えてくださいます。
茶の心に重きをおいて教えてくださる授業は、日常でも役に立つことと思います。
立礼にて薄茶を一服差し上げます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

12月23日(火)20時より
お名前様、当日繋がるお電話番号、ご希望講座名「着物の授業」をお書き添えの上、

sora@tosora.jp

までメールにてお申込みください。

他の講座「家紋の授業」「お茶の授業」「お食事」も合わせてお申込みいただけますので、他の講座もご希望の場合には、メールにお書き添えください。
先着順になりますので、場合によっては満席で受講ができない講座があるかもしれません。
お申込み後、数日中にご受講いただけるかどうかご返信させていただきます。
少人数制ですのでご希望に添えない場合には大変申し訳ございません。

受講いただけるメールの返信の際に、お支払い方法をお知らせ致します。できれば年内にお願いしたいと思います。
キャンセルは、代わりの方が見つからない場合には、そのままご負担をお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

裏千家 岩田宗冨(冨貴子)先生



明治の数奇者である高橋箒庵のお孫さん。
都内で茶道教室を主宰。
各地で茶会を催す。
今年4月には、国立劇場養成所にて歌舞伎俳優研修生の作法研修を行うなど、教室に留まらない幅広い活動をされている。
余白でも定期的に講座をもつ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

余白


大人になってから今更聞けないことや、学んでおきたかったこと、祖父母や父母に話や教えを乞うておけばよかったと思うようになったら、大人になった証拠とも言えます。

知らないということを知るまでに人は時間がかかるのです。

私達の中にはいつも、祖先が培ってきたものや風土が与えてくれるものが流れています。
それは私たちを産み育てた、自分の一部だからです。
自分を知り愛することは、人に愛されるよりずっと大切な事のように思えます。
自分と折り合いをつけるために、自分を知る、自分らしさを探すために自分の土台を探すことは何をするにも役に立つように思われます。

大人が幸せでなければ子供も幸せにならないという当たり前のことに気づき、大人とこれから大人になる人が自分やそれを取り巻く世界を理解するための入門編の講座です。

道のつくものや日本の習い事は入門したら師が亡くなるまで辞めることは難しいという慣例が重くのしかかり一歩前に踏み出せない方、自分の国のことをもっと知りたいと思ってはいるが、どこから始めていいのか迷っている方、もしくは一通り日本文化を経験して、流派を超え、俯瞰でお茶とは何か、美術とは何か、宗教とは、生きるとは、という大きな問いに答えるきっかけになれば幸いです。

それぞれの差を理解しつつ、共通の軸となるものはなにかを考えるように設計されています。
関連記事