2014-04-23
さかいあつし(木工)・清水なお子(磁器)2人展
2008年3月29日(土)-4月6日(日)11:00 -19:00 会期中無休
(会期前日の28日(金)と翌日7日(月)は準備と後片付けのために休業とさせていただきます)
コツコツと。
さかいさんが作る木の器たちを見ていると、作っている姿、そして丁寧な暮らしぶりが
目にうかんできてほんわかした心持になります。
こんなのがあったら楽しいな、素敵だなと思いながら、猫背気味に木を削っている後姿、そして横からの図が目に浮かんでしまいます。
しかも、実際まだどこに巣立っていくかわからない段階なのに、具体的にだれだれさんのもの、と思いながら作っているのです。私の頭の中では。それだけ身近感があるのでしょう。
お盆や木のお皿兼茶托、匙屋と名乗る由縁の人気の匙など、こつこつが集まります。
素直であったかい清水さんの器たち。
シンプル可愛いし、使いやすそうと思いながら実際使ってみたら、思った以上に良くて
気づくと朝ごはんの器はほとんど清水さんのもの、という方々増えています。
そして夜は土ものと合わせてまた大活躍、と。
柔らかい雰囲気の染付は、優しい気持ちにさせてくれます。
鉄絵や白磁はやわらかながらきりっと感。
それに加え、深く美しい藍色のルリ釉の器も新たに加わりました。
時折満面の笑みを浮かべながら、こんな器も使いやすそう、そしてこれにはあんな絵をと思いながらがっつりロクロに取り組んでいることでしょう。
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