2014-04-23
木曽志真雄(陶)・坂場圭十(磁) 二人展
2008年5月24日(土)-6月1日(日)11:00 -19:00 会期中無休
(会期前日と翌日は、準備と後片付けのために休業とさせていただきます)
‘木曽織部‘と言われるほど、独特なマットな色合いと質感、それにすっきり美しい形の織部の器には、いつ見てもハッとさせられます。
釉が薄いと茶色っぽくなりざらりとした質感に、そしてたっぷり流れてたまると宇宙のような何ともいえない深い色合いになります。どちらもとても盛り映えしますので食卓に欠かせない器になること間違いなし。
シンプルな色形なので、他の器ともとてもあわせやすいです。これからはガラスや染付の器とあわせると涼しげに見えます。
ここ最近、絵付にさらに磨きがかかり、人気急上昇の坂場さん。何かもの思うような微妙に可笑しい表情の鳥や魚、猫たちにココロときめき、懐かしいような新しいようなアンティーク風な花柄に魅きつけられます。
九谷焼の五彩を使いながらも、その図柄の魅力と色使いの新鮮さに、大きな広がりと可能性を感じさせます。
古典柄が好きで吸収した上で、自分の柄へと発展させる、それがより趣深い染付の器にもよく表れています。
関連記事